今年を振り返るとすぐに頭に浮かぶのは、新型コロナ感染拡大の影響です。見えないウイルス自体の怖さもありますし、いろいろな面で制限をする必要に迫られました。そして、それに伴って物事や社会・時代の在り方が大きく・早く変わっていくことに驚き、戸惑う場面が非常に多かったです。

 そんな中でも昨年から始めていた取組みに、少しずつ成果が出てきたことで、今までやりたくても出来なかったことや、変えたくても変えられなかったことにチャレンジしていけたことは、とても良かったと思います。しかし、物事を進めるにあたり、勢いに任せてしまった部分も数多くあり、その変わり様に違和感を覚えて会社を去ってしまった人がいたのも事実です。
もう少し周囲の気持ちを考えられたら…と悔しさはありますが、社会と時代の変わるスピードに圧倒され、どうしても慌ててしまいました。

世界的にはワクチン接種が始まるなど、少し明るい部分が見えつつも、しばらく難しい時期は続いていきますが、「コロナ」「コロナ」と騒いでいても、実は良～く考えてみると当社にとっての問題と取り組むべき課題は、“新型コロナと直接の関係がないものばかり”なのに気付くことが出来ます。裏を返せば、まだまだ頑張れること・やれることが多いということなので、このコロナ禍においても前進していけると確信しています。

来年も良い年となるように一層励んでいきたいと思います。