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トラックは…

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2020.09.12

先日、当社で1番の古参トラックがとうとう致命的な故障があり引退することにしました。
トラックの大きさは4トン車で、どうしても重量が重くなってしまうお豆腐を運ぶために作られた車両で、必要最小限の機能や装備に絞りこんで、トラック自体の重量を極力減らして積載量を最大化して、冷凍機(荷台を冷やす装置)だけは超強力なものがついた特別使用車で、この長い期間に2名のメインドライバーさんが乗り継いで、大切に使ってくれたおかげで、今回の引退を迎えるまで故障という故障もなく、超強力な冷凍機のおかげで、近年続いている酷暑もおかまいなしにガンガン冷えて、当社のお財布と商品にとって最高のトラックでした。
その走行距離も驚愕の『2,680,000㎞』にもなりました。それも一番の機関部品であるエンジンは消耗部品の交換こそ行いましたが、エンジン本体を交換することなく走った距離としては、通常で100万キロを超えると、とても長持ちしたと考えられることからも、全国でも数えるほどではないでしょうか⁉ 

私はトラックを生き物なのでは⁉と考えています。どれだけ最新・最高の装備をしたトラックでも、どれだけトラックの構造を知識として持っている人が乗務しても、手荒に扱ったり、大切に使ってくれないと恐ろしいほどに故障を繰り返します。でも、トラックのことをまったく知らない機械音痴なドライバーさんでも、洗車をこまめにして、構造のことまで確実に理解していなくても、日常点検を懸命に繰り返してくれるだけで、不思議と故障しないようになるんです。因果関係や科学的な証明は出来ませんが、トラックは“人の想いに応えてくれる。”と私は信じています。

そんなことを現実として1番表現してくれていたこの古参トラックとのお別れは、寂しいのですが、心から感謝したいと思います。「ありがとう!№4240

 

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