卒業シーズンとなっていて、そこかしこで卒業式の話題に触れる機会が多い時期です。新型コロナ感染防止の影響で、式会場などは引率出来る父兄や在校生も参加人数が限られているので、少し寂しいようですが、その分一つひとつ、一人ひとりの内容・想いが大きいのではないでしょうか。

そんな卒業式の話の中に、担任の先生からの想いを込めた最後のホームルームだったり、やさしい先生から一人ひとりへの手作りプレゼント、いつも厳しく怖い先生が卒業式中ずっと涙を流していたエピソードなどは、聞いている私まで感動してしまいます。 

私も30年ほど前には何回か卒業式を体験しましたが、先生たちが同じように涙ながらに送り出してくれましたが、そのことには構わず、友人とふざけてはしゃいでいた記憶しかありません…
今、この歳にになって“先生たちの想い”が少しだけわかる気がします…もう少し先生たちに感謝しておけば良かったと少し後悔です。

一人ひとりにとって自分の人生は、一つのドラマであって、たくさんの人たちが卒業式など大事な場面に、少し大げさで、少しくさいくらいの想いで、そのストーリーを彩ってくれます。
その想いをしっかりと受け止め、刻み込んでいくことが大切じゃないかなと思います。 

今更ですが、先生、ありがとうございました！