先日、運行管理者講習を受講してきました。運行管理者とは「自動車運送事業における安全輸送の責任者」で、運行の計画策定や安全に関する施策を行う最重要なポジションです。そして、その業務に選任されている場合、2年に1回の丸一日の講習が義務付けられています。

そんな講習会を、ここ何回かの受講で気になっていたことがあって、今回受講してみてハッキリしました。
それは聞いていて”おもしろい”んです。不真面目な私が述べるのもなんですが、以前はテキストの解説を聞いていくだけなので、目を開けているのが精一杯…(もしかしたら開いてなかった⁉かもしれません。ごめんなさい…)でした。

最近は主催してくれている自動車事故対策機構(通称：NASVA)の講師がテキストに沿って進めていくことは変わりませんが、途中で挟んでいく実例が、よりリアルな話であったり、運転適性検査に来てくれた現役のドライバーさんとの会話ややり取りで得た情報であったり、改善や対策が運送業の実情に則していて、すぐに実行出来そうなことだったりします。「あっ！なるほど～」ってなります。
そして何と言っても、講師の声のトーンとテンションが高い(意図されているのか⁉︎)です。ふざけたり、冗談を言ったりまではしないのですが、聞く側を飽きさせない工夫・内容で進めてくれるのは、どうしても形式的でつまらなくなりがちな講習を、有意義で”おもしろい”場にしてくれていることにとても感謝しています。

 みなさん(特にウチの若手管理者…)も運行管理者の資格を取って、ぜひ受講してみてくださいね。