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この体のどこかに…

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2020.12.05

先日のお休みに、茨城県の内外を問わず観光客が訪れるひたち海浜公園に行って来ました。公園の面積は広大で215ヘクタールにもなります。園内にはサイクリングロードが整備されていて、自転車のレンタルも種類や台数が豊富に揃っています。また、機関車を模したバスが走っているので、移動すること自体も楽しみのひとつになります。
ここでの名物は、みはらしの丘という高台が、春にはネモフィラという青い花(GWが一番見ごろです。)。つい先日の11月初旬まではコキアという赤に色付くホウキ草で、その高台全体が色付きます。今年もコキアを見にコロナ禍にありながらもたくさんの観光客で賑わったそうです。残念ですが私が行った先日にはキレイに刈り取られていて残骸一つ残っていませんでした。

私が一番お気に入りのところは、「みはらしの里」という古民家を移築再現したエリアがあります。古民家の中には釜戸や囲炉裏もあって、タイミングが良いと、施設員のおじさんたちが火をおこしていて、手伝わせてくれます。(「やってみるか⁉︎」と気さくに声をかけてくれます。)
そして庭に羽子板や本物の竹で作った竹とんぼや竹ウマで遊べるんです。
これは去年(コロナ禍前)に行った時のことですが、竹ウマは中学生未満しか遊べない(体重制限)ので、子どもたちはうまく乗れないながらも楽しんでいる時に、私のとなりへ施設員のおじさんがそっと近寄ってきて話かけられました。
おじさん:「とうちゃんもやってみるか?」
私:「えっ!?いいんですか?」「でも、私じゃ重くてダメじゃ…」
おじさん:「大丈夫!おじさん見てっから!少しだけな!」
あまりにも私が竹ウマをやりたそうな顔してたのでしょうか…おじさん見かねて特別許可をしてくれました。

さあ、子供たちやおじさん・他の家族が見守る中、私が竹ウマに手をかけ、そして…

みんなの期待通りかはずれかはわかりませんが、さっそうと竹ウマに乗る私!
そうなんです。子供のころ竹ウマで遊んでいたので私は乗れるんです。そして竹ウマに乗った瞬間から、どの部分を手に持って、どういったタイミングで駆け出すか。という昔の記憶が一気に蘇ってきました…
私自身もいきなり乗れるとは思っていなかったのですが、この体のどこかに“体得するまでやったことは、しっかりとしまってある”ことにあらためて気付けた出来事でした。この日は残念ですが、新型コロナ感染防止のため使用出来ませんでしたが、そんな昔懐かしい空気に少しだけ触れることが出来る素敵な場所なんです。

みなさんもひたち海浜公園に行った時は、ぜひ「みはらしの里」を訪ねてみてくださいね。

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