国土交通省：観光庁の事業で、地域活性化とコロナ禍で多大な影響を受けている観光産業への需要喚起と地域活性のため『Go Toトラベルキャンペーン』が22日(水)から始まりました。国内旅行を対象に、宿泊や日帰り旅行代金の1/2相当額や、観光と飲食に利用できるクーポン券が補助されるものです‼が…

やはり、ここ最近の新型コロナの1日あたりの感染者数が過去最高になっていたり、もともと予定されていた時期を大幅に前倒ししてのスタートだったり、受け入れる観光業から感染防止の準備・対策が不十分であるとか、感染者が多く出ている東京都を発着するものは対象外になったりと、不満や不安の声も大きく、また、人出は地方の温泉地などは盛況のようですが、都市部の観光名所やテーマパークなどはいまひとつのようです。 

事業の内容は、自粛によって精神的に疲れている時、娯楽やレジャーが半値程度の金額で行けるなんて、夢のような企画だと思います。また、本来の目的である観光産業の救済はとても大切なのですが、人から人へ伝染するこのウイルスを前に、大勢の人を意図的に動かすのはどうなの!?他に方法はなかったかな!?と疑問に感じます。お出かけになるみなさんが心配でもあり、十分に気を付けていただきたいと思います。

目的に対して手段を講じるものですが、ただ講じるのではなく、そこに“小さな工夫”や“小さな気遣い”で飛躍的に効果が上がったりすることは良くありますし、逆に小さなことや何かの抜けや漏れでまったく効果がないこともあります。せっかくの娯楽が救済になるという夢の企画だっただけに、逆に残念でもありますし、とても大切なことだとあらためて感じました。

当社は小さい会社だからこそ、そういった“小さな工夫”“小さな気遣い”がしっかり取り組めるようになりたいと思っています。