…を合わせる
2022.05.19
先日、いつもお世話になっている物流企業様で今年度の物流会議が開催されました。昨年は新型コロナによる規制もあって、開催が難しかったようですが、今年は人数を制限しながら行われることになりました。
大変うれしかったこととしては、2024年3月から働き方改革法案による時間外労働時間の上限規制(年間960時間以下)が私たち運送業にも適用されることになり、それによってドライバーさんたちの働く時間が短くなることで、運送会社としては売上の減少、ドライバーさんの収入の減少が予想される問題について、この物流企業様から輸配送業務の見直しや問題点の洗い出しを各社へ提案してくれたことです。現在、当社が受け持たせていただいている業務は、運行を計画する段階から十分に配慮いただいていたので、まったく問題ないのですが、その姿勢を示してくれることに感激です。
そして、会議も中盤になってきたころ、事故防止のうえでマナーの悪い運転について、物流企業様の役職最上位の方が、少し言葉は荒かった⁉ものの、本音の憤りを話してくれたことは、会場のみなさんで笑ってしまいましたが、私としてもまったく同意でしたし、そういった交通環境のなかで、懸命に安全運転を行おうとしているドライバーさん達がいかに大変なのか⁉深い理解をしてくれていることに安心感を覚えます。
これはひとえに“目線”を合わせてくれているのだと思います。一般的に相手の立場になってものごとを考えたり、思いやる上で、最初にやらなければいけないことだと感じました。
今回は企業と企業の話かもしれませんが、これって人と人でも同じことですよね(反省)。