今週、作曲家のすぎやまこういちさんが他界されました。すぎやまこういちさんと言えば、私と同年代のファミコン世代から下の世代で知らない人はいないのでは⁉というくらい有名なロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』のBGMを作曲された方で、作中に流れる様々な曲は本当に衝撃的で、あの時から何十年もたった今でも覚えています。
このロールプレイングゲームは「物語：ストーリー」という要素によって、それまで一般的なゲームには無かった、奥深くて壮大な世界観、そして大きな感動を与えていただきました。

 私は以前に人生の師から「自分は“自分の主人公”」ということを教わりました。一人ひとりの記憶にある過去から現在、この先に続く未来は、自分という物語であって、自分はその主人公なのであり、その物語がどういうものになるか⁉は自分次第なんだと…
そして、物語には苦難が多く、現実の自分に苦難がおとずれた時も、物語にある運命と捉えることが出来れば、立ち向かう勇気も起きるだろうし、喜びや感動も物語へ深く刻み込むために、心から味わって受け止めるのだと…教わりました。 

すぎやまこういちさんの物語はエンディングを迎えましたが、私たちは、今、続いている物語である“自分の主人公”としてしっかり歩んでいかなければなりません。
そして、その時には、すぎやまさんのあの素敵なテーマ曲が流れている気がしませんか？ 

今回はちょっと格好付けた書き方のブログになってしましました…
ちなみに私は、最後にプレイした『天空の花嫁』が1番好きですね。

すぎやまこういちさんのご冥福をお祈りします。