昨日は「女性ドライバーの日」でした。最初は運送業に携わる女性トラックドライバーをイメージしたのですが、記念日の起源としては、大正時代に女性初の自動車運転免許を取得された日で、今ではハンドルを握るすべての女性ドライバーを記念する日となっています。

運送業は女性活躍が進んでいない業界と言われており、令和元年の全日本トラック協会の資料によれば、全産業の女性就労者の割合が約44.2％であるのに対して、トラック運送業の女性就労者の割合は約19.7％と低く、そのうち女性のトラックドライバーになると、その割合は2.3％に満たない状況とあります。

当社には、おかげさまで女性従業員がたくさん働いてくれていて、女性の就労割合は20.0％ですが、そのうち女性ドライバーさんだけの割合は10.8%になりました。これには、長い期間を女性ドライバーとして孤軍奮闘してくれた管理者Wの功績が大きく、そして会社として、女性が働きやすい職場を目指してきたからだと思っています。
私が女性従業員に対して意識しているのは、“意識しない”ことだと思っていて、例えば、女性には厳しくて大変な業務というのは、男性にとっても厳しくて大変であることにそう変わりなく、女子トイレをきれいに使いやすくとした時も、男子トイレもきれいに使いやすくするとか、女性特有の悩みに対して管理者が相談にのることもありますが、男性にも同じく悩みはありますから、考えてみると会社としてやらなければならないことは、男性・女性に関係の無いことに気付きます。
当社は女性を特別扱いしませんが、女性だから不利益があってもいけないと心掛けています。もちろん男性に対しても同様です。 

今後の日本社会に女性の活躍はとても大切なことであり、その最たる会社が当社だとも言えます。あえて“意識しない”ことが女性にとっての働きやすさに繋がればいいなと思っています。