見せたかった…
2022.02.28
当社の倉庫スタッフのKさんが子どものHさんを連れて出勤してきました。子どもと言っても今春から立派な社会人。その準備のために当社から近い公共施設等での手続きをKさんと一緒に行く都合で、Kさんの仕事が終わるまで待っているとのことだったので、何なら…Kさんと一緒に倉庫で働いてもらおうと、1日体験アルバイトをやってみることを提案!?(私の独断でかなり無理矢理に…)しました。
さぁ~っ!新しい手袋もHさんに渡して、ハイ!ガンバってきて~っ!
そして、業務も終わりに近づいたころ、作業を一生懸命やってくれていたHさんに今日の感想を聞かせてもらい「倉庫業務は大変だった」と言っていました。今後の社会生活で当社の倉庫業務を体験することが、どれだけ役に立つか!?といえば…あまり…と思いますが…
無理にでもHさんに、Kさんと一緒に仕事をして欲しかったのは、“親(Kさん)の働く姿”を見せたかったからなんです。
私は幼いころ何度も父にトラックへ乗せてもらい、配達のお手伝い(邪魔!?)をしたり、荷主企業の現場で、当時のウチのドライバーさんたちにササっと指示している父を見て、とてもカッコいいと思いました。また、母の職場にも良く連れていって(お菓子をもらいに!?)もらい、同僚の方たちと和気あいあいと元気に働く母に、働くことの楽しさを教わったと思いました。そして、何より両親が働く理由のひとつが、いまいちな息子(私)を育てるためであったことを今でも感謝しています。
一緒に仕事が出来た時間は短かったですが、Kさん親子の想いや絆が少しでも深まってくれたらいいな~と、余計なお節介をしてみました。