…は曖昧のかたまり
2021.06.08
先日よりお世話になっている船井総合研究所が開催している経営戦略セミナーを視聴(オンライン形式)しています。なんと1週間の土日関係なく、世界的企業や日本の先進的な企業の経営者が講師となり118講座もの様々なセミナーが行われています。
ネクストノーマルに向けて経営者はなにをするべきか?というキャッチコピーは…私にとって悪い意味で鳥肌ものです。
主な内容には、デジタル技術を使って変革を成功させた企業の事例説明とノウハウについてや、同じくデジタル化による新しい事業感に基づいた新たなサービスなどが多く取り上げられてもいます。そして講師や経営者の熱意や信念の大きさにも驚かされます。
新しい技術(デジタル・テクノロジー)と熱意・信念のかけ算が社会を動かし、そして豊かにしていくのだと思います。
ふと思ったことですが、デジタル技術により様々な物や事が早く・正確に行えるようになると、曖昧だったことがハッキリとわかるようになってくると、「感じ方・感覚」「気持ち・心情」など、曖昧のかたまりである“人”とデジタルの間は、より鮮明に開いていきます。当社においても安価で出来る範囲のデジタル化(もどき)を行ってきましたが、その狭間で苦しむ場面も多くなってきていると実感します。
今後もデジタル化は進めて効率化していきたいし、当社にとって新しい何かを見つけるきっかけになるかもしれません。であればこそ私たちは、“人”の曖昧さを良く理解し、そして大切にしていかなければならないのでは⁉と思いました。
最終的に社会は“人”の集合体ですから、セミナーに登壇されたすばらしい講師や経営者にはまったくおよびませんが、頑張らないといけませんね。
でも…この1週間のセミナーは明日が折り返し、もうとっくにゴール(棄権⁉)して倒れている「感覚・心情」の私がハッキリとここにいます。