不平・不満の解消に…
2021.05.29
先日の日経新聞のコラムに、茨城県笠間市で古くから行われている「悪態まつり」というお祭りについて紹介がありました。
『「悪態まつり」は、愛宕神社の総代の人たちによって催行され、日本三大火防神社の一つとされる愛宕神社の北側にある飯綱神社(いいつなじんじゃ)にて催されます。
白装束で天狗の格好をした13人の天狗が、16ヶ所の祠へお供え物をして回ります。この時に、参拝者同士で「ばかやろう!」「早く歩け!」など罵声を浴びせあい、お供え物を奪い合うという変わったお祭りです。そのお供え物を持ち帰ると、「無病息災」・「家内安全」・「五穀豊穣」のご利益があるとされていることから、参拝者は先を争ってお供え物を奪い合い、参拝者同士の悪態が神聖静寂な境内にこだまします。』 (笠間市HPより抜粋)
こんなすごいお祭りが茨城県あることを知りませんでした。だたし注意するべきところは「個人的な名前・名称」を出しての悪態は、誹謗中傷にあたるのでNGとされているようです。
この新聞コラムの続きに、1つは現在のネット社会におけるSNSなど、匿名での誹謗中傷がいとも簡単に行えて、人を不幸にすることでしたが、もう1つの点は、“悪口”には日常生活の不平・不満を晴らすという一面についても書かれていました。
私もいろいろな不平・不満があって、良くないこととわかっていながらも、近しい人たちに“悪口”を漏らし、聞いてもらうことが多々あります。ですが、高まった怒りを抑えてくれて、下がってしまうモチベーションに歯止めをかけてくれる。そうしてきたからこそ、今まで生きてこられたし、頑張れたと私は思っています。
当然、当社の中にも不平・不満はたくさんあるんだと思います。それを私には見えないところの仲間内で“悪口”を言って(私のこともたくさん言われてるんだろうなぁ…)るとも思いますが、それも「人」として普通のことじゃないか!?と考えます。“悪口”を言えたことで気持ちがスッキリして、明日の仕事に取り組めて、同僚やお客様に笑顔を向けることが出来たなら、“悪口”ってとても大切なことなのでは!?と思います。
だたし、絶対に誰かを傷つけないように、細心の注意を払うことだけは忘れてはいけません。
みなさん!社長の“悪口”大いに結構です!でも、その分笑顔で頑張ってくださいね!